ラオスについて

ラオスってどんな国?

ベトナムの西側に接する東南アジアで唯一海に接していない国で、面積は24万平方キロメートルで日本の本州とほぼ同じ、人口は700万人足らず、農業が主産業ですが、ビエンチャン郊外には日本な どの協力でできた大きな水力発電所があり、電力を隣国タイなどに輸出しています。通貨単位は、キー プ(kip)で、使用されているのは紙幣のみとなっています。

男性の多くが一時期仏門に入って修行 するほど熱心な仏教国で、街では毎朝オ レンジ色の僧衣を着たお坊さんが100人、 200人と列を作り托鉢が行われ、ルアンパ バーンなどでは観光の目玉にもなっています。

人口の約半数はラオ族でタイ語に近い ラオス語を話します。そのほか40以上の少数民族から構成されています。
半世紀ほど前のベトナム戦争当時、ベト ナムとの国境付近に無数の地雷や爆弾が投下され、今でも毎年地雷に触れて大け がをしたり命を落とす人がいます。日本 を含め世界各国が地雷除去に協力しています。

国際的に移動が禁止されている象ですが、2013 年には大野在京都名誉領事などの尽力でラオスから4 頭の小象が京都の動物園に寄贈されました。ちなみに 国名のラオスとは「百万頭の象の国」という意味だそ うで、今でも野生の象もおり、農耕などにも活躍しています。

「庶民の暮らしは決して裕福とは言えず、特に教育面 ではハード、ソフトともに満足ではなく、日本各地に ある友好協会などは小学校の校舎建設や文房具、教科書などの寄贈を盛んに行っていて、当協会も会員の皆様へ寄付金を募り、ルアンパ バーンに教育施設の建設をする事を目標としています。